エコアシストをご紹介します

真面目に、わかりやすい言葉と行動で、廃棄物を100％再利用できるように努力する。

これは、私たちが創業からずっと大切にしている想いです。地球規模の環境破壊が世界的に問題となっている中で、廃棄物を燃やしたり埋めたりするのではなく、資源に循環させる取り組みが急速に進んでいます。また、国や自治体の規則も厳しくなっていくなか、廃棄物の処理に頭を悩ませている企業様にとっては、信頼できる相談相手を必要としています。

私たちは、できること・できないことを正しく判断しながら、お客様の期待に応えられるように努力し続けています。他の会社さんが対応を断った場合でも、どうすれば実現できるかをとことん考え、時にはお客様にも協力してもらい、できる限りのことに取り組んでいます。

事業を運営していく上で特に大切にしていることは、社員への還元と未来への設備投資です。

経営理念にも“社員の生活と質の向上を最優先にし、真摯に挑み続ける。このことが社会貢献の表現と考える。”と掲げているとおり、社員が安心・安全な環境で働くことができれば、自然と質の高い仕事が生まれていくと思っています。ですから、福利厚生を充実させたり、設備にどんどん投資したりと、環境を整えるための利益還元は惜しみなく行っています。

私たちの大きな強みのひとつは、安全で効率的に作業できる機械や技術を自分たちで開発していること。既に出来上がっている機械に頼らない理由は、汎用性が高く、お客様の要望に応えきれないことが多いからです。私のアイデアはもちろん、社員の声も取り入れながら開発を進めていて、太陽光パネルの処理では、社員のふとしたアイデアから今までになかった技術が生まれ、特許も取得しました。

この業界は、安全対策への意識が他の業界と比べてもまだまだ遅れていると感じています。廃棄物の処理は常に危険との隣り合わせなので、一歩間違えれば重大な事故につながってしまう可能性もあります。正しく設備投資を行って社員やそのご家族が安心できる環境をつくり続けることで、お客様にもご満足いただける。そんな好循環をつくることで、会社をさらに成長させていきたいのです。

廃棄物処理事業に関わる私たちの役割。それは、子どもや孫といった未来を背負って立つ世代が安心して暮らせるきれいな環境と、豊かな資源を残すことです。私自身にも、5人の子どもと孫・ひ孫がいます。大切な家族が生活していく環境を守るためにも、資源化に結び付く活動を積極的に行っていきます。

廃棄物再利用100％にするため、多くの皆さんの力を借りて数年前から始めたのが農場経営です。今は果樹園や栗農園、さとうきび畑があり、食品廃棄物を再利用した発酵堆肥を使って無農薬で育てています。収穫したさとうきびは黒砂糖に加工して、お取引先や地域の方に差し上げているのですが、毎年楽しみにしてもらえています。

今後は、食品廃棄物から鶏の発酵飼料を作って、おいしい卵料理を提供する施設をつくる計画です。これは、創業した頃からずっと私の頭の中にあった事業です。人工的なものが一切入っていない自然由来の発酵飼料で鶏を育てて、本物の卵の味わいを多くの方に知ってもらえる場所にしたいと思っています。そして、食事を楽しむだけでなく、動物を飼って、ツリーハウスも作り、自然の中で子どもたちがおもいきり楽しめる“ワクワクランド”にしていきたい。

会社の収益だけを目指していく経営はしたくありません。未来のために何ができるかをこれからも考え、“創造する 協調する 行動する”の3点を大切に、これからも地域社会に貢献していきます。

代表取締役杉本 隆喜